このレビューはネタバレを含みます▼
初めてゲイバーに行った受けが人間の体液を食料にする鬼の住む島に連れていかれるのですが、その鬼の頭と受けの祖先は浅からぬ因縁があってというお話でした。鬼が出てくるのでダイナミックなものを想像していましたが、作者様があとがきでメロドラマ版桃太郎と書かれているようにせつない系で少し湿っぽい感じでした。ほとんどが島の中の出来事でもうちょっとなんかあってもと思いました。笠井先生のイラストは美麗で好きなのですが、攻めも受けも白目なのがあったので黒目を描いていただきたかったです。ちょっと不気味に思えました。笠井先生のあとがきはとってもかわいかったです。2018年2月。