バラ色の時代
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バラ色の時代

恋煩シビト

結局好きな人のことは許しちゃうみたいな…

ネタバレ
2021年1月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく軽くいうと、結局好きな人にされたことなら許しちゃう、みたいな感じかなぁと。異性にやられたら根っこのところで分かり合えない気がするけど、同性だとなんとなくわかってしまうから文句も言えない。先生かわいそうだけども、男の愛人を手元に置くには、嫁の父親にその愛人を差し出すっていうのは理にかなってる気がしないでもない…。姐さんがいい味出してました。ともすれば、男同士の夢みたいな愛憎劇になるところ、姐さんの存在が物語の要所要所でキーになってました。極道物に姐さんは必要な存在ですね。例え嫉妬してる相手にも母性を出せるのは女の人の特権かもしれないですね。以前にこの作者様の割合明るい話を読んで正直面白いと思わなかったんですが、こちらはすごい面白かったです。こういう作風がこちらの作者様の持ち味なんですかね、読めて良かったです。あと何より大和のキャラデザインがめちゃくちゃ好きです。どんな非道なことしようと、むしろそれ見たさに許しちゃう気がする…笑
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