ロマンチック・ラメント
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ロマンチック・ラメント

左藤さなゆき

煌臣くんよく言った!

ネタバレ
2021年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 運命なんて本能でしかない、って誠臣の前で言った煌臣くんよく言った…!!
旭くんの運命は誰のせいでもない、っていう考えも旭くんらしくて素敵だと思ったけど、
うん…正直運命なんて本能で生殖本能で性欲なんだよな…ってずっと渦を巻いてた気持ちがまさに煌臣くんの言葉で「それな。」ってなりました。
責められることではないこと前提にしても、一読者というか、読み手としての気持ちは
本能に負けて大切な恋人を幼なじみを手放したくせに(しかも傷つけて)、申し訳ないって気持ちでずっと過ごしてたからって可哀想なんてこれっぽっちも思わないし、そもそもそんな気持ちの中でも本能手放さないでずっと一緒にいること選んだんだろう。旭くんを理由にして前向けないとか旭くんを理由にすんなよ。旭くん傷つけたのも君らだし、本能に負けたのも君らだし、謝って結局許されたかった君らが私はすごくずるくて嫌だ、と本心は思いました。

それでも人を傷つけてでも、引っ掴んだ運命の中でこれからも彼らなりにちゃんと幸せを掴んで欲しいです。ただ、罪悪感忘れるなよ…(本人が許して、祝福してくれたからってやった側が自分許したらダメだと思う)って思ってしまいました…。

とりあえず旭くん煌臣くん幸せでい続けてね。
運命の番の2人は不幸せにならないのは決まってるようなものなので(お互いを必要としているし、寄り添える存在だから)勝手に幸せになってください。
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