このレビューはネタバレを含みます▼
シリーズ4作目。初恋の叔父を失った主人公。受けとめきれないまま名前を検索したどり着いたのは「アニパ」でブログをしている同名の居酒屋店主。失った恋を乗り越え、少しずつ想いを重ねていく日々は淡々とし過ぎて少し物足りなさはありますが、本作の山場はハッピーエンドのその先。前作の緑と結生が作ったゲーム「ライフ」が物語と並行して発動している意味を考えると避けられないエンドなのでしょう。数年の猶予というクッションがあったお陰か、これはこれで幸せなエンドとして受けとめることができました。ただ、受けとめたものの見たかったというと否です。