このレビューはネタバレを含みます▼
感動したり泣いたりする訳では無いんだけど、思い出しては読み返したくなる稀有な作品。
絵がとにかく可愛らしく、キャラクターそれぞれが優しく可愛らしい。
貧しい兎族の村長の家で暮らす孤児の楓の元にオオカミ族の惣領息子への嫁入りを申し込まれたところから物語が始まるが、優しくして欲しいひとは優しくしてくれないし、そもそも兎族の村長は食料と引き換えにあっさり自分を嫁に出しちゃうし、といじけてる楓がまた可愛い。誤解なんだよ、大丈夫だよ、と言ってあげたい!
ケモ耳はちょっと…と思っていたけど読んで大正解!