偽りの愛を孕む ―オメガバース―
」のレビュー

偽りの愛を孕む ―オメガバース―

ポケラふじ子

展開が早い

ネタバレ
2021年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースも契約(望まない)結婚から徐々に恋愛になってくシチュエーションも好きなのですが、こちらはあまりピンとこなかったです。
最初から最後まで、え?どうしてそうなった?というシーンが多く、展開も早くて目が滑りました。出会い!妊娠!出産!五年後!とあっという間に進んでいく。
拘束、無理矢理、妊娠、オメガバースという要素をくっつけた感じで、ストーリー性があまり感じられませんでした。
攻めも受けのことを「思いどおりにならない」しか言わず、受けも「捨てられたくない」だけかなあって印象が強くて、子供がいるから絆されたというか、最後まで空っぽだなあと思います。ハッピーエンドみたいなラストでしたが感情移入できませんでした。オメガバースをどう解釈するかですね。愛のあるオメガバースが好きな方は辛いかもしれません。
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