【単行本版】青い春よさらば!
」のレビュー

【単行本版】青い春よさらば!

茶渋たむ

青い春からの復縁愛◎

ネタバレ
2021年2月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校時代に親友から恋人となった栃本×芳野。上手くいってたものの同性間恋愛の厳しさや将来性など悩み、駆け落ちという名の一夜の家出の後友人関係に戻り、大学生活を共に過ごした後疎遠に。芳野30歳の誕生日に8年ぶり再会した二人。

栃本(30)×芳野(30)の話。

高校時代の悩み、親の庇護下にある無力な高校生が明確な答えを出せず、大切な人をケジメで一度手放した二人の焦燥感が息苦しくとても良かった◎ あの当時誰も傷付けたくないと真剣に思った青い二人が、8年後自由を得たオトナになり、一緒に辿り着けた答えに感動◎親にカムアウト済ませて家を出るという同じ行動を取った二人、慎重派vs行動派の真逆に見えて軸部分は一緒の点が昔と変わらず嬉しかった◎
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!