中毒性アリ!?副編集長に手なずけられました
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中毒性アリ!?副編集長に手なずけられました

春田モカ

本当に潔癖症だったのか?

ネタバレ
2021年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 平気で触れる女性に癒されたいとヒロインに契約を持ちかけたヒーローだけど、本当に潔癖症だったのか?と疑うエピソード多数。
元彼女のせいで、女性の匂いすらむりだったというわりには、三年の間に、自然消滅した彼女が何人もいたし、親友の親戚だからと、自分にアプローチしてる女性と三回も飲みに行ってるし、さらには、ガルーズバーにも行って、女性にベタベタされても平気だったし、どこが、女性の匂いすらむりな程の潔癖症なんだろうか?全く矛盾しまくりのヒーローキャラ。ただのチャラ男にしか見えない。深刻なトラウマを抱えてるようにはとても見えないキャラのエピソードのオンパレード。ヒロインが、騙されたと思っても仕方ないヒーローの言動の数々。
ヒロインの上司の男性がいい人過ぎる。自分だってヒロインが好きで、いい人をやめれば、ヒロインが手にはいったかもしれないのに、ヒーローの背中を押してるし。いい人過ぎて離婚したタイプなんだろうか。元彼は分かりやすいクズだけど、下半身の欲望に忠実なだけで、とても分かりやすくて、逆に被害を食い止められるタイプ。ヒーローは、潔癖症とか言って、いい人キャラを演じてるくせに、やってることは、ヒロインの元彼以上のクズぶり。
色んな女性を中途半端に放置して、気を持たせて、ヒロインにも中途半端に手を出して、あげくのはてには、上司のアシストがなければ、自分のクズぶりにも気づけず、ヒロインへの気持ちすらも、上司のアシストでやっと自覚したし。そのいい人過ぎる上司の好きな人を盗ってるし。本物のクズはヒーロー。ただ、イケメンだから許されるだけの見かけ倒しのクズヒーロー。
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