心臓に痛い

片方に浮気されている夫婦が読んだら身につまされる物語だろうな。
浮気に走る気持ちの原因、二人の関係、浮気してしまった罪悪感、それらの心理描写が
なんというかえぐいくらいリアルで。
ただ、主人公が浮気の気持ちを持ってしまう相手の同僚年下男性だけがファンタジーに見える。
他がすごくリアルなぶん、この年下男性だけがなぜこの主人公を好きになったのだろうと思えてしまって。
でも旦那が結構なクズなので、彼といい感じになってしまえ！とも思ってしまいます。
旦那はずっと逃げてるだけですね、自分に言い訳して。
シンママパートもシンママの目線で語られると同情する余地はあるものの、やはり悪役感は拭えない。
これ、どうやって着地させるんだろう。
今のところこの夫婦には離婚しかないような気がしてしまいますが。