濡甘ダーリン ~桜井家次女の復縁事情~
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濡甘ダーリン ~桜井家次女の復縁事情~

有允ひろみ/ワカツキ

桜井家、次女のお話

ネタバレ
2021年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 三女、長女と読んだので買わずもがなと購入。個人的には三姉妹のお話の中では一番残念なお話でした。ヒロインがいつまで経っても敬語で話す事、ヒーローが自分の双子の弟の忘れ形見(15歳)を引き取っている事などから、30代半ばもなっていないのに、彼がやけにオジサンに思えてしまいました。この甥も15歳にもなって、引き取ってくれた年若い伯父の恋路を再度邪魔するなど、その幼稚さに思わず腹立たしくなりました。しかも、のちにあっさり謝罪。実母は、経済的な理由があったとしても息子を旦那の死後、その兄に預けたまま、長年自分のやりたい事をやっていたのに『息子に望まれるとなんでもしたくなる。』との発言には白けました。

ただ、ヒロインは、流石にまどかと花の姉妹であるだけに真面目で一生懸命、でも不器用な素敵な女性でした。

ストレスが多い割に、キュン度の低いお話でした。
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