君がそれを愛と呼んでも
」のレビュー

君がそれを愛と呼んでも

ひびき澪

せつない……!【4巻読了追記あり】

ネタバレ
2021年2月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 父親に暴力をふるわれて育ったヒロインが、彼氏からも虐げられていて、でも好きで離れられなくて……。そんなところに現れた主人公。ヒロインとの過去にすれ違い(勘違い)があったことから、ヒロインは主人公のことを憎む気持ちを抱いていて――。三巻現在ではまだ冒頭の入れ替わり?憑依?までいっていませんが、続きが楽しみです。他人の身体で恋人関係になれたとして、主人公自身が本当に好かれているわけでもないし、将来的にはそうなるとしてもなかなか自信が持てないでしょう。
ヒロインとのわだかまりがとけるのはいつのことか。彼氏がとんでもないゲス野郎なので、その身体になったことでどんな危険な目に遭うのか、それも心配です。
【追記】ヒロインを心配する二人の連携で、DV現場へ。勇気を出して止めようとするものの、相手は他人を傷つけることに躊躇しない人種で――ある意味やり返したことになるんだろうけど、入れ替わったあとの自分の身体はどうなってしまったのか? 下敷きになっているし後頭部強打していそうで心配です。ヒロインは彼氏のことしか心配していないし、ここからどうやって近付いていけるのか、見守りたいと思います。
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