怪獣自衛隊
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怪獣自衛隊

井上淳哉/白土晴一

怪獣vs自衛隊任官予定のヒロインと自衛官

2021年2月9日
数年前に現れたチート海獣が再び出現。豪華客船を襲うが、そこに防大卒で任官間近な女性がお婆ちゃんと乗り合わせてる話。
ジャンルとしてはパニック物といって良いが、発生場所が日本南西端付近や排他経済水域なので国際政治上の問題、自衛隊の出動可否の問題等も出てきます。
また、自衛隊の議論も両論出てきますが、これらはザラッと流し、強めな主張ではないので普通のパニック物としても読めると思います。
というのは、絵がbtoomの初期の頃の様な絵なので、ポリシーを強く感じない。政治色の薄い絵っていうんでしょうか、なんでしょうかね。
それでも一方的な悪者を作らないところは、趣旨を感じます。
2巻まで読みましたが、まだこれからってところなのでまとめて読みたい方は5巻くらいまで待ちで良さそうです。
パニック物として今のところ3.5ってとこですが五入で。
絵のバランス?がたまにおかしい(頭身や広めの顔)ので違和感を感じてしまってスピード感が落ちるところもあります。が、上手くなってくだろうなぁと期待してます。
続きはクーポン次第。
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