憑くほど愛して イケメン御曹司の生き霊にストーカーされています
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憑くほど愛して イケメン御曹司の生き霊にストーカーされています

クレイン/すらだまみ

タイトル通り

2021年2月11日
憑いてしまうくらい、命を削ってるとわかっていても側にいたいと願うくらい、愛しちゃってるヒーローでした。作者さま買いでしたが、今回もしっかりさんなヒロインと、ハイスペックなのにどこかぬけてて人間味のあるヒーローが織り成す素晴らしいストーリーでした。ヒロインのお母さんが必死に生活を守ろうとするのはわかるけど、だからといって我が子を切り捨てていいことにはならないし、元はと言えば自分の若いときの気持ちがフワフワしてたのがいけないのであって、ヒロインにはなんにも落ち度がないのに苦労だけ背負わせて酷いです。ので、お母さんにはもっと痛い目をみてもっともっと反省して償ってほしかったです。でも、それを補って余りあるヒーローの重たい想いが物語を通してしっかりあるので、モヤモヤも引きずらず読み終えられました。
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