夏の名残りのばら
」のレビュー

夏の名残りのばら

藤たまき

読後感の爽やかさ!

2010年4月13日

バイオリン職人の卵であるデータと、世間知らずなバイオリン弾きルースのお話です。

ふとしたきっかけで出会ったことで、二人を取り囲む環境(特にルースの)は目まぐるしく変わっていき、彼等(特にルース)に様々な葛藤を抱かせます。
そんな彼等の成長と友情、人々の愛情を、ものすごく爽やかに描いた作品です。
読みながら、常に夏の涼しい風を感じている気分でした。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!