錆のゆめ 左
」のレビュー

錆のゆめ 左

久間よよよ

愛おしいという気持ち

ネタバレ
2021年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きが溢れて堪らなくなる。そんな想いがこの本にはたくさん詰まっていて、読んでいるこっちまで胸がぎゅっとなる内容でした。本当に素晴らしかったです。
何より進藤の上下巻からの左右の心の変化がとても丁寧で、右を読んでからの左の最後に、としおさんに対して正しくありたいと言う言葉の重み。人を愛おしく想うこと。愛という曖昧で言葉にはできないものをこの作品は紡ぐように描いていて、本当にたまらない気持ちになりました。まだ彼らの続きを読ませて欲しい。
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