このレビューはネタバレを含みます▼
正直左の内容はしんどさが倍増しました。ひたすらほのぼのいちあいちあな二人が見ることができる右だったので左の現実を考えたときの二人の生きづらさ、将来を思うとどうしても心が濁ってしまいました。
そしてこの巻で妹さんの現状をみてとしおさんの成長速度、あれから何年経っているのかが想像できてしまいもうなんだかんだ胸がひたすらに苦しくてしょうがなかったです。
前回のお話しもしんどかったですが最後は2人で一緒にいられる未来によかった~!!!はっぴ~!と深く考えられてなかったなと気づき…。あまりにもとしおさんがかわいくて人間らしかったのでアンドロイドという大事な根底をすっかり失念していました。きっと深く考えたり突っ込むことは無粋なんでしょうが二人のお話しが大好きだからこそ未来の事を思うとしんどくてしんどくて仕方がないです。
けれど進藤はあれだけ冷静で達観した人なのでそれら全てをわかった上でとしおさんと生きていくんだと思うとどれだけとしおさんを大事にしようとしてるのかが伝わりました。としおさんも進藤一筋なのは変わることはないので心からこの二人がお互いと過ごす時間が少しでも長く幸せになってくれればいいなと願うばかりです。