深潭回廊
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深潭回廊

永井三郎

なんて言えば良いのかなぁ

ネタバレ
2021年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず、さすが永井先生です。1巻に続き、2巻も読む手が止まらない。先の展開が気になる、というのもあるけど、渚を想うと早く彼を解放してあげて欲しいと願うばかり。まだ中学3年生。なぜこんな目に…。学校ではニコニコと、普通の学生をしているけど、心内普通でいられるわけがない。友達の父親に手まで出されて。南條君は絶望の中から這い上がれる人に出会えなかったのかな。ずっと、あの楽しかった日々を思い出しながら生きてきたのかな。柳田はもう違うでしょ?渚は中学3年生。もうすぐ卒業。先生、今大事にしたい人は誰?この先絶望なのか、救いなのか、私は救いを信じたい…です。
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