このレビューはネタバレを含みます▼
内容ドロドロなのに続きが気になって
睡眠不足になって翌日に響いたけど、最新刊まで読み進めてしまいました。
BLだとかジュネだとかより、愛憎渦巻く物語として読みました。
ものすっごく読み応えありました! 面白い!
まともなキャラがあまりいない、スゴイ作品です。
性根が腐ってるキャラクターの中でも、
姉であり妹であるサヤカが特に酷い。
メインキャラの長兄と次男より気になる。
母と長兄の秘密を知ったサヤカは、弟が許せない!
何その思考回路w 弟は関係ないやろw
サヤカは兄を「家族」じゃなくて「男」として見てるのか?
しつこく亡き母を憎んでるのも、母が羨ましかったのか?
兄を「男」と意識してるから、可愛がられてる弟(次男)が
そんなに嫌いなのか?と思った。
サヤカが受からなかった超進学校を、弟が受験するのを知って
「落ちてしまえ! 落ちろ 落ちろ!」って思ってるこの姉、
いくら見た目 凄い美人でも中身が醜悪過ぎ。
14巻以降このキャラがどんな八つ当たり行動に出るのか、ある意味期待してます。
性格が悪過ぎるので、逆に1番好きなキャラかも(笑)
サヤカの台詞や、内心で思ってる気持ちがパンチ効き過ぎ。
「 お兄ちゃんは あたしのモノなんだから
」「 雅紀(兄)にふさわしいのは尚人(弟)ではなく自分だと誇示したかった 」「 弟二人が嫌い。 消えて無くなればいいのに 」
家庭崩壊前からこの思考回路・・・もとから人格ヤバイだろサヤカ(笑)