わたしの先生~大正アドレセンス~
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わたしの先生~大正アドレセンス~

美桜せりな

乙女チック風のシュールな話

ネタバレ
2021年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大正時代。
教師とお嬢様学生の可愛らしいけどシュールな話。

親世代の叶わぬ大恋愛で親友に彼女を押し付けて、互いの子どもを許嫁にしてまで、自分達の愛を成就させたがるお花畑さが気持ち悪かったです。雪枝父と先生母が哀れだし、兄と弟をスマホ乗り換えの様な軽さでチェンジするし。かつての恋人達の身勝手さは呪いのよう。高校生の大森先生が6歳の雪枝を見染めるのもビックリで、可愛らしい展開の背景に引く要素多く、あのラストでは雪枝が生まれながらのお人形の様で幸福感不足^^;
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