身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される
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身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される

椎名さえら/一花夜

ジーンとクラリスに祝福を…

ネタバレ
2021年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 父母の愛に恵まれず、都で評判の美人な姉から苛められて育ったヒロイン「クラリス」。顔も知らず恐ろしい噂の辺境伯の元へ姉の身代わりとして輿入れします。実際の辺境伯「ジークフリート」こと「ジーン」は堅物ながら正しい物の見方ができ、思いやりのある男性で、がっしりした美形です!クラリスも外見が美しく内面の清らかさが更に美しさを増すような令嬢です!二人はずっと清らかな関係を続け、互いが慕い合う素敵な夫婦になっていきます。互いに初めて同士という貴重なカップリングでロマンチックな湖畔の別宅で結ばれます。Rな場面はキスくらいしかありませんが、クラリスの実家の隠された秘密や侍女メアリーの出自と恋愛、ジーンの従兄弟達の存在など読み応えバッチリなので、かなり満足できました!後半は涙がじわじわ流れ、嗚呼こういう事だったのか!と分かる場面が出てきます。素敵な人柄の薄幸な娘二人が真の幸せを得てゆくストーリーです!高いけど割引を待って買いました!大正解でした!!是非他の方にも読んでもらいたいです!!
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