愛すべき娘たち
」のレビュー

愛すべき娘たち

よしながふみ

女であるということ 娘であるということ

ネタバレ
2021年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一番最初に読んだよしながふみ作品で一番好きです。かつて一人の娘であった様々な世代の女性を描いたオムニバス作品です。主人公・雪子が大好きだった母・麻里が年の離れた元ホストと再婚したことに違和感を抱くものの最終的に一人の女としての母を受け入れるまでの過程が丁寧に描かれて静かに心を動かされます。雪子の友人でアセクシャルの女性の話も忘れがたいです。
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