このレビューはネタバレを含みます▼
テーマは大好物。男側による溺愛、常軌を逸するほどの一途さ、すれ違いや勘違い、身代わりだとしても処女を捧げたエピソード等…キュンや満足感や苦しくて涙ボロボロながせるテーマ満載のはずが、どれもこれも中途半端でパンチに欠ける。良いテーマなのだからもっとグッと深く描いてもいいものを…完全にもったいないかたちに…。例えば身代わりだとしても処女だとしてもそれでも貴方と繋がりたいそんな苦しくも深い想いがサラッと描かれていて物足りなさ過ぎる。むしろ何でサラッと描いちゃうの⁈マジでもったいない!!
「常軌を逸する」とか「長年周囲に聞き込みして探しまくった」とか「興信所雇った」とか言葉説明ばかりが多くてその常軌を逸するほどのエピソードがほぼ無くサラッとサッパリしたもんだから言うほど執着心が描かれていない駄作。
ベッドシーンすらその執着心や気が狂うほど探して愛し続けてきた一途な男の言動が見れない…もう本気でもったいない!
テーマは良いのに超もったいないことしてる!