マンガで読む禁煙セラピー
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マンガで読む禁煙セラピー

アレン・カー

アレン・カーの本で禁煙した人がいたので…

ネタバレ
2021年3月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前に病院で薬をもらって禁煙してから1年以上吸ってませんでした。前回禁煙するに至ったのはお金がかかるからという理由でした。しかし最近また仕事で不安を感じたときに、つい一本吸ってしまいました。禁煙したいけどまた病院に通うのもお金がかかるし3ヶ月通わなくてはならない。そんなときアレン・カーの本を読んで禁煙した人の話を思い出して、自分も本を読んで禁煙できたらいいなという気持ちで読みました。この本の真髄は「お金がかかるから」という理由だけで禁煙した私の心理状態では、『つい一本吸ってしまった』という今の現状に至ったのは必然だったということです。本書は『たばこにはメリットは1つもない』と断言します。あなたがもしたばこを吸うことにメリットがあると信じているならば、いつまでも、たばこをやめたい理由とたばこを吸うことによるメリットが綱引きをしてる心理状態なのです。吸いたい気持ちがどこかで燻っているということになり、つい一本吸うという行動は何年たばこを吸ってなくても自然なことだということです。この心理的な綱引きを喫煙のメリットなどないということを確認することで終わらせることが本書の目的としているところだと思います。
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