このレビューはネタバレを含みます▼
タイトルになっているので、吸血鬼の話というのはバレてますね。その上でですが、宗教的なものが混沌としています。キリスト教・寺社なんでも有りです。
そこら辺を気にする方は注意ですね。
個人的にはそれに違和感を持ちました。
普通だったら男性嫌悪・恐怖症になってもおかしくない展開が冒頭から続くのだけれど(そういうのが苦手な人は立ち読みを強くおすすめします)、でもヒロインがヒーローにコロッと絆されるんだなこれが。
出会いが犯罪的行為でも。
オメガっぽい表現も出てくるので、出会い頭のあんな行動も“運命”と乱暴に言えちゃうのでしょうか。
でもなー、あの行動は俗に言う『ただしイケメンに限る」ってやつですよ。
それでも、後半のヒーローサイドが良かったので最後まで読みました。
寿命の件も上手く着地したのではないでしょうか。
それとヒロイン母が底抜けに聖母です。