愛の巣へ落ちろ!
」のレビュー

愛の巣へ落ちろ!

樋口美沙緒/街子マドカ

どれも泣けます…!

2021年3月23日
虫嫌いなのでずっと敬遠していたのですが、セールを機に一作目を購入して一気に沼に引き込まれました。基本の流れは階級社会の下位に位置される受けをバカにし、嫌悪する上位種の攻めが、純粋で健気な受けに癒され絆され、今までの数々の悪行を悔い改めて、受けに跪き許しと愛を乞うという感じです。個人的にただただ健気な受けより、ちょっと強気な受けがすきなので、1(愛の巣)と4(愛の罠)がより好みでした。2(愛の蜜)はそもそもが両思いの設定だったので、攻めが受けに落ちていく過程があってのギャップが好きなのでちょっと個人的には盛り上がりに欠けた感があり、この4作品の中では少し好みとは外れていました。この作品は単品でも読めるようになってはいるものの1、3、4は繋がっている所があるので(悪役が次の主役になる流れ)できればこの3巻はまとめて読んで欲しい。兜の好きすぎて頭おかしくなってる所がめちゃくちゃ好きです。そして、弱者の強い味方マヤマヤの毒舌が本当に気持ちが良くてかっこよくて、重いストーリーをいつも明るくしてくれて大ファンになってしまいました。とりあえず、攻めザマァ展開が大変好物なのでそういうのが好きな方は絶対読んだ方がいいです。本当に最高でした〜!ただ、虫の擬人化の設定上、男性の女体化や妊娠出産(1、4)や攻め以外の人に無理やり最後まで(2、3)があり、そういのが苦手な方はお気をつけください!
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