箱入り王女の愛され結婚物語
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箱入り王女の愛され結婚物語

芹名りせ/蔦森えん

両想いでよかった

ネタバレ
2021年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 蒼の騎士団団長・侯爵令息×王女18歳。王家の箱入り王女の結婚相手が国内貴族の中から選ばれることになった。舞踏会で緋の騎士団団長からのアタックに逃げ惑うヒロインが逃げ込んだ先は、蒼の騎士団団長こと"蒼鷹"の執務室だった。偶然の出会いが続いた後、最終候補者選定の場にヒーローが現れる。緋、蒼両騎士団団長からの求婚にヒロインは即答でヒーローを選んだ。ヒロインは自覚なしだけど、惹かれていたのはありありで可愛かった。すぐに婚約者宅での同居生活が始まるが、自覚症状がない初心なヒロインの気持ちが確固たるものになるまで抱かないと決めたヒーロー。こういうところは曖昧にしちゃいけないと分かってるんだから大人な男。ヒロインが告白して初めて自分の気持ちを伝えるヒーロー。見も心も結ばれた二人に訪れた試練。"緋獅子"団長はヒロイン欲しさに囚人を解き放つ暴挙に出て、"蒼鷹"の責任問題に持っていこうと画策する。婚約解消を申し出るヒーローに、凛として臨むヒロインは着実に成長してるなと感じた。緋獅子団長の非を国王も蒼鷹団長も分かった上で下した判断は賢明なものだった。冷静なヒーローがヒロインの前でだけ見せる顔にきゅんきゅんした
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