運命の、糸はひそかに【特別版】(イラスト付き)
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運命の、糸はひそかに【特別版】(イラスト付き)

栗城偲/yoco

最初から最後まで全部辛い

ネタバレ
2021年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 泪が最後の最後まで不憫でした。後添え親子3人も言いようのないくらい酷い屑ではらわた煮えくり返りましたが一番辛かったのはお城で王子に襲われたところです。王子はそこで発情してるのが泪とは気づかないままオメガのフェロモンに抗えず違う、違うと言いながら泪を襲います。もしそこで発情してたのが泪じゃなければやばい事になってましたよね…理性で抑えきれないくらいオメガのフェロモンが凄かったのだろうと同情はしますが泪のことが好きなんだったら腕を噛んででも我慢して、襲うべきじゃなかったなと思います。あと酷かったのが自分が襲ったのが泪だとわかった途端合意じゃなく勝手に項を噛んだことです。あれはありえない。酷くないですか??その後アフターケアもなく泪が執事に手を引けと酷いことを言われている間も出てこなくて挙句の果てに記憶が曖昧で覚えてないとか有り得なすぎて泣きました。その後何ヶ月かして出産した泪と対面した際もその後もお城で強〇したことについての謝罪は一切なく子供を、泪をみてデレデレしてるだけです。いや泪よ、こんな男を伴侶にしていいのか?と何度も問いたくなりました。泪と幼なじみで泪を匿ってくれた礼央、お屋敷の使用人たちは大好きですが他は皆好きになれませんでした…でも流石栗城先生、辛くても、目がパンパンに腫れるくらい泣いても止められないくらい惹き込まれました。ぐっ、不覚……(  ᵒ̴̶̷̥́ _ᵒ̴̶̷̣̥̀  )
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