ナツマチ
」のレビュー

ナツマチ

ぴい

晶を思ってこその優しい嘘…涙

ネタバレ
2021年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初作家さんです。絵はそれほど好きでは無くてサラッと描いた感じです。でもこのタッチだからこそお話が重たくなり過ぎてないのかなと個人的に思います。お話は………前半は受けのゆづるのわんぱくと破天荒さで元気いっぱいで青春だなあってほのぼのと読んでましたが、ゆづるが突然「家の事情で明日引っ越す」と言って攻めの晶から離れて4年後に偶然2人は再会してからも自然と4年前の続きをしているようでした。でも、帰ってきたのではなく、これまた家の事情で海外に行くことになり、その前に晶に会いたくて地元に戻ってきた。中盤からはゆづるが日本に居る一週間の出来事を描いています。ゆづるは何かと元気さで話を逸らしたりするのが、何かを隠してる嘘だと感じさせる持って行き方も上手だあ~と思います。中盤の後半からはゆづる目線で晶と初めて知り合ったことから描かれています。前半での引っ越した理由、4年間のこと、なぜ突然戻ってきたのか、なぜエッチも思い出づくりにしたかったのか……後半に一気に押し寄せてきます。本当の理由を初めてしった晶は……ここからは何度読んでも涙になります。 最後はやっぱりほのぼの終わらせてくれるのがまたキュン増しでした。 丸々表題作294P修正は白抜き
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