「おいで」ってキュンとしますよね





毒親の元で育って寄生されたら、自分の存在意義を確かめずにはいられないと思うんです。崩れそうで脆い心も、自傷行為で強いと暗示をかけて自身を保つ。それは家庭内に限らず、仕事上のストレスも同じ事が言えますね。誰にも甘えられない、頼れない孤独もまた拍車をかけてしまいます。その苦しみを快楽と共に解放させた小雨。一瞬で拓を見抜いたのでしょう。小雨もまた親に認められないから。拓を解放させる事で、自身に重ね合わせていたのかもしれないですね。二人が出会って、上手く合った大きな奇跡。「おいで」は魔法の言葉のようです。解放されて、自分を取り戻すために誘う魔法の言葉。うん、いいです!「腑に落ちた」もなるほどです。言葉の使い方が魅力的ですねぇ。
結果幸せそうな二人に、安堵しました。
エロもがっつり、碗先生の世界観を堪能しました。
カバー下の漫画高井くんが面白いし、あとがきがめっちゃ面白かったです。表紙絵の経緯にそんな事があったとは(笑)やっぱりいい、碗作品。

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cynthia さん
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