このレビューはネタバレを含みます▼
グシオンが、リディルに好意を持っていて劣情を抱いていると理解できた初夜の場面がめちゃくちゃツボでした。
本来は、魔法陣の契約の為の性行為を初夜に行うがリディルは訳あって魔法陣の契約ができない。それでもリディルを抱きたくて迫るグシオンが雄だった。
リディルという愛を知ったグシオンの強さと脆さのギャップが愛おしかったです。リディルも愛おしいけど、危なっかしくてズレてる所があるのでヤキモキする時もありました。
最後のエウェストルム王家の秘密が、今後に出る続編の布石なのかな?にしてもあまり上手い出し方には思えない。2人がすれ違う場面、リディルの行動は「健気」ではあるが、グシオンと噛み合ってなくてキュンとは来なかった。
戦闘シーンは正直、何がどうなっているのか分からないところもあったが、読んでいて気持ちが冷める事はなかったです。
グシオンが好きだし、今後の期待を込めて星5。