こんなものは恋ではない
」のレビュー

こんなものは恋ではない

志々藤からり

今回もアタリ作品

2021年4月4日
一冊に2作品掲載されており、ページのボリューム的には表題作やや多め位でほぼ半々です。前半は表題作である政治家の息子同士(血の繋がりは無い義兄弟)のナチュラル俺様攻めの兄×しっかり者だけど実は健気な弟のお話。お互い立場は違えど、相手が大好きで大切なのは同じ。重すぎない感じで描かれていますが、内容は丁寧にみっしり詰まっています。志々藤先生、さすがです。後半は猫カフェを舞台に優しく無口な長身攻め×同じく優しく元気な小柄受けのお話。2人とも猫大好きなのが凄く伝わってきて、読んでいるこちらまで心がほんわかしました。志々藤先生の作品は何冊か読んでいますが、今回も安定のアタリ作品でした。オススメです。
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