このレビューはネタバレを含みます▼
子供には子供の社会がある。
親が過度に干渉するものじゃない。
そもそも子供達が関係を修復させようとしてるところをほじくり返し悪化させてるのはS君の母では?
作中に出た乱暴な言葉も小学生なら使っておかしくない。
誰しもが通る通過点。
大人が過剰に反応して犯人探しをしたり、誰かを非難しなければならない空気を子供達の前で蔓延させることが当たり前になっている方がよっぽど怖いと思う。
前半ずっと沈黙を貫いたダンナさんの後半の反撃は爽快だった!
一番の被害者は学校側だとは思うけど…笑
ダンナさんの仕返しは大人気ないし本人もいう「人格破綻」かもしれないけど、言ってることの筋は通っている。
むしろ問題を収束させるタイミングはいくらでもあったのに、調子に乗って必要以上に大原家を追いつめたS母の自業自得では…と思う。
今回の話で自分的にダンナさんの好感度がすごくあがった。
相変わらずやり方はぶっ飛んでるけど、自分の奥さんが追い込まれ息子が精神異常者扱いされ、内心かなり怒ってたんじゃないかな…
家族思いでとても頼りがいのあるダンナさんだと思った。