颯汰の国
」のレビュー

颯汰の国

小山ゆう

メンタルしんどい(笑)

ネタバレ
2021年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小山先生は今までの漫画でどんな重要キャラにでも厳しいことあるから、読んでて常にハラハラします。
努力が報われない無念な様をもうどれだけ見てきたか。
それを踏まえて、今作は家光の時代にお家取り潰された側を描いた作品。
もうこんなん全ての人物に何が起こってもおかしくない状況。
無料1巻読んで、この先怖すぎると思いながらもポチらせる魅力は流石。
普通は、読み慣れていると何となく展開がわかって安心して楽しめるものですが、小山先生の作品を読めば読むほど安心は全く出来なくなる不思議。
先生の他作品では逆にフラグ立てて何も無いことすらある(笑)。
そんな緊迫感を面白いストーリーとともに味わいたい方は是非。
ただ先行き辛そうです。
追記、確かに宗長の顔(笑)。
5巻巻末、「小山のお一人様日記2020」。2ページだけど小山先生のこういう後書き的なものを殆ど見たことがなかった、というか私は初めて見たので驚きました。そして何故か泣きました。
それでこの作品描いてるとかメンタル凄すぎて草。
ほんと先生とスタッフさんも、また漫画好きの皆様もお元気で。
レビュー追記のポエム部分を削られる日が来るよう祈ってます。
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