男色大鑑 改 武士編
」のレビュー

男色大鑑 改 武士編

九州男児

惜しい、、

ネタバレ
2021年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 身を捨ててでも守りたい愛〜のお話を読みました。
本来ストーリーは悪くないはずなのに、描かれ方が残念でした。人物紹介の説明も本編と違う点があって、どうしてそういう気持ちに至ったかなど展開に説得力が足りなかった。読む前にイメージを膨らませすぎてしまい肩すかしを食った感がありました。
専十郎がほだされたという左膳の必死のアタックも、どんだけ通いつめたのかと思いきやただ1回だけの事だし、六之進が専十郎を何度も口説くが、、左膳を選ぶ。風に説明あるけど本人を口説いてないし二人が再びちゃんと対面したのは殺し殺された時でろくに話もした事ないぞ!それなのに後追いするのも納得できなく、、
それぞれの想いに心を打たれて死を選ぶのはすごいと思うけど、それだけの気持ちや愛を感じる描写がなかったのが残念。ただただ専十郎が不憫で可哀想な人生にしか思えなかった。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!