このレビューはネタバレを含みます▼
1.2.3.4巻読みました。作を重ねるごとにストーリーは良くなっている。1.2.3巻はハイクラス×ロウクラスCPでしたが、受けが攻めに愛される理由が、弱くて守ってあげるべき可愛い存在ということ以外見出せなくて萌えなかった。だからこそ、4巻目の愛の罠にはまれ!がこの中だと1番好きです。
1.2.3巻は階級に固執するハイクラスが集まる学園が舞台なので、ロウクラスへの偏見が根強くて受けへの当たりが強い。その異質な空間ではあまりにも受け達がピュア。1巻と3巻は、攻めが受けを溺愛するわりに何故好きになったのかが自分には曖昧だった。学園のストーリーの中では、2巻が良かった。2人がすれ違って葛藤する場面はあまりにも切なくて胸を打たれました。
4巻目の愛の罠にはまれ!はハイクラス×ハイクラスCP。受けの篤郎が愛される理由がわかるし、篤郎に愛されたい!という攻めの気持ちも理解できた。攻めがちょっとモラハラ気味というか、サイコパスと呼べるのかわからないが、スパダリとはかけ離れていて篤郎を彼なりにめちゃくちゃに愛していました。途中、攻めが篤郎に母性を感じている様な描写があったので、母親の様な愛を求めているのか、、?とモヤモヤした。とにかく篤郎のキャラがこのシリーズの中だと目立って良かったので4巻目がお気に入りです。