赤い花、ちるちる。
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赤い花、ちるちる。

アキハルノビタ

純愛ものでした!ちょっとノスタルジックな

ネタバレ
2021年4月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙ほどエロくない、むしろ純愛でした。実際2人は致してませんし・・。
月(ヌエ)の過去が男娼だったために、人形屋(金持ち)の息子:英隆(ひでたか)との釣り合わぬ恋に苦しむ・・・といった感じでしょうか。
でも、どちらかというと英隆のほうは、恋を自覚した際には戸惑いもしたけれど、寧ろポジティブにどんどん前に進もうと努力してくれていたので、あとは月の決心次第だったのかも知れないですね。
結構画が個性的で、時代ものもアリですが、近未来的な題材もアリかもと思われる作家さんでした。ベタとヌキのコントラストが印象的で月の女装はまるで球体関節人形を思わせる美しさでした。個人的には好きな世界観です(^^
2人が新しく始めるお店・・・英隆と月の作品(人形)を是非見てみたかった・・・・。余韻が心地よい・・素敵な作品でした。
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