深くて歪な、それでいて甘美な関係

2021年4月27日

原作小説は購入済みで、こちらのコミックは2巻まで読みました。
やはり、原作よりもあっさりサクサク展開が進んでいく感覚でしたが、あづみ先生の濃厚かつ繊細な絵がとても良かったです。
特に、誠司さんの闇を孕んだ眼差しや、深雪ちゃんに対するどす黒いまでの執着心、独占欲、歪な深い愛情が絵から伝わり、ゾクゾクしました。

あまり調教系などは読んだことはありませんでしたが、深雪ちゃんが戸惑いながらも誠司さんの嗜好、思いを徐々に理解していき、闇に自ら飲み込まれて蕩けていく様は、こういう愛情関係もありだな、ズブズブの愛に塗れて羨ましい…と思ってしまうくらい、蠱惑的でした。

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RINNE さん

(女性/30代) 総レビュー数：19件

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