このレビューはネタバレを含みます▼
作家さんと編集さんのお話からの色紅のお話の流れが好きです。アネモネの白は「真実、期待」紫は「あなたを信じて待つ」赤は「あなたを愛す」あのお話にだけカラーが施されているのを見た時にゾクゾクしました。キラト先生、素晴らしいです。普段はきっちり結末がついたハッピーエンドを好んで読むのですが、こうなるといいな、こうなっちゃうのかな、という甘さの中にある切なさの余韻がこの作品の魅力なんでしょう。読み放題で読んでしまったのが申し訳ないほど素晴らしかったです。最初のお話が続編始まりましたが、個人的には最後の２人、出来れば海辺の家で再会を果たして家族で穏やかな結末を迎えるストーリーでの続編が読みたいです。
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