このレビューはネタバレを含みます▼
初読み作家様です。
うわぁ、レビュー第1号だ…嫌だよぉ。なんか賛否両論の分かれ道の重圧感が、ハンパない気がします。誰かぁ~と思って、分冊版を見たらレビュー数少なく、意見も分かれそうな予感。うぅ……
個人的には面白かったんです。
サイボーグという特殊なテーマで、どんな恋が展開するのか。知らない世界に足を踏み入れるような、冒険でした。だから初レビューも緊張。ぷるぷる。
そもそものサイボーグに感情はあるのか?感情が生まれるのか?ってところなんですけど、無知な者の疑問が今さらなんですよね……恥ずかしいな。
サイボーグだとか、AIだとか、精通されてる方には突っ込み所があるかもしれませんねぇ。
無知ゆえに、設定された物語を楽しむ事にしました。
サイボーグを開発、販売している企業内で組織化された、サイボーグを保護する自衛組織。そこに属する神部と相棒マリオ。マリオの搭載機能は、戦闘、バトラー、性的奉仕に対応する。
神部が過去に失くした相棒(人間)、マリオが作られた真相、展開として面白く構成されていると思います。
神部に尽くしたいマリオが健気で可愛い。
マリオの真実を知った神部の言葉が、哀しくて辛いのですが、混乱したゆえの事だと思いたい。
不要となるサイボーグの運命は、どうなるのだろう…
かつての相棒の感情が、サイボーグ落ちしてマリオの中に残される。一つの身体に二人の感情が同時に出るわけもなく、潜めてしまったマリオに涙。
神部の選択は?
何度でもあなたに恋をする。
素敵なラブストーリーです。
作者様の遊び心が楽しくて、二人がくつろぐ家でのTシャツに注目です。二人とも真ん中に四文字熟語のTシャツ着ています。作者様、お茶目です♪