描ききってくれた感





2021年5月7日
ディエンビエンフー・シリーズは、シーモアのレビューを見たところ割とカラい評価。
ベトナム戦争という難しい史実の再解釈なので、意見が分かれる所だと思うけど、そこまで酷い内容では無いと思う。
むしろ、西島さんのシンプルでコミカルで、時に暴力的な絵柄以外では、この題材を漫画として扱えなかったんじゃないかという気がする。
ディエンビエンフー本編後半でのバトロワ展開は、(戦争を巡る混沌を描くにせよ)かなり力技に見えたし、戦争というマクロと恋愛というミクロの合わせ技は、読んでて違和感を感じる部分はあった。
けど、フィクションとノンフィクションの合わせ技は独特の迫力があり、確かな読み応えがあると思う。
このTRUE ENDでは、アメリカvsベトナム、伝統vs未来などの、主要テーマに決着をつける戦いが描かれている。
本編で宙吊りになっていた部分を、しっかり回収して終わる内容なので、どうせならここまで読んで、シリーズを〆た方がいいかなと思う。
ベトナム戦争という難しい史実の再解釈なので、意見が分かれる所だと思うけど、そこまで酷い内容では無いと思う。
むしろ、西島さんのシンプルでコミカルで、時に暴力的な絵柄以外では、この題材を漫画として扱えなかったんじゃないかという気がする。
ディエンビエンフー本編後半でのバトロワ展開は、(戦争を巡る混沌を描くにせよ)かなり力技に見えたし、戦争というマクロと恋愛というミクロの合わせ技は、読んでて違和感を感じる部分はあった。
けど、フィクションとノンフィクションの合わせ技は独特の迫力があり、確かな読み応えがあると思う。
このTRUE ENDでは、アメリカvsベトナム、伝統vs未来などの、主要テーマに決着をつける戦いが描かれている。
本編で宙吊りになっていた部分を、しっかり回収して終わる内容なので、どうせならここまで読んで、シリーズを〆た方がいいかなと思う。

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kiyo さん
(女性/30代) 総レビュー数:11件