仮面夫婦~御曹司は愛しい妻を溺愛したい~
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仮面夫婦~御曹司は愛しい妻を溺愛したい~

吉澤紗矢/芦原モカ

重くツラい展開に耐えられる方にならお勧め

2021年5月8日
コミカライズ担当の柴寅先生が好きなのでまずコミカライズを手に取り、続きが気になり原作を探したら、表紙がこれまた大好きな芦原モカ先生だったので購入しました。
土曜の朝、早く目が覚めたので布団で読み始めたのですが、先が気になって読むものの、読み終わるまでずーーーっとヘビーな気持ちに苛まれ、一応ハッピーエンドですが読み終わってもあまりの展開の重さに全然スッキリせず布団に沈没し、「私の爽やかな土曜の朝を返してー!」ってなりました(泣) ベリーズ文庫なのにこんな重いのありかよ!と思いながらあとがき読んだら、作者様もそう書いておられました(笑)。
まず「溺愛したい」と題名にありますが、そんなシーンはほぼなく、ギスギスと対立するシーンと、腹立つ横槍女の攻撃が延々と続きます。作者様があとがきで書いておられますが本当に「結構つらい展開が続きます」。また、あらすじではえっちっぽい、思わせぶりなことが書いてありますが、所謂「いたす」シーンはありません。TLだからそこ期待して買う方もいると思うので私が書いときますw あらすじ詐欺はいかんなあ出版社さま。
重たい展開が嫌でTL読んでる勢の私が、それでもラストまで読み切っちゃえたのは、作者様の筆力が確かだからなんだろうなあとは思いましたが、とにかく普通の甘いTL展開を期待して読み出すと痛い目をみます。逆に、重た目展開、ヘビーな展開ドンと来い!な方にはオススメします。内容だけなら☆3.5くらいですが、購入の拠り所であるタイトルに反する内容だと思うので☆2にします。
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