だから私はメイクする
」のレビュー

だから私はメイクする

シバタヒカリ/劇団雌猫

このコロナ禍でも不思議と元気がもらえる

2021年5月10日
昨日が母の日で、実に半月ぶりにメイクした者のコメントです。

この漫画は元気が貰えていいです!

ぶっちゃけコロナ禍でマスク常備になって、メイクするにしても目元だけで良いかな~みたいなスタンスですが、昨日は久々に、母の日だからフルメイクしました。
理由はただ、花屋に行く時ワクワクしたいから。母に花束を渡す時、普段より胸を張ってウキウキしたいから。パッケージが好みだっただけで買った、使い方がわからないグリーンのアイシャドウで悪戦苦闘しながらメイクするのは楽しかったです(あと私は一重なのでそこも闘いどころでした)
いまだ「女性なんだから社会人になったらメイクは最低限のマナーでしょ」みたいな風潮は嫌いで、「せやったら女性より男性は筋肉つきやすいんだからその腹ひっこめるか、洗顔くらい習慣化して青ひげとニキビどうにかしろや」と思う今日この頃ですが、この漫画はそんな低ランクなマウント争いはなく、タイトルどおり強くて綺麗でカッコいくなってく女性の「なぜ私はメイクするのを選んだか」が綴られるオムニバスです。
私の周りにメイクをしない女性は沢山います。それは性格だったり、元来肌が弱くてワセリンなどでのケアが精一杯で「メイクできない」という人まで幅広いです。後者は選べないものなので、どういった気持ちでしょう。
友人がどう思ってるかわかりませんが、改めて、私はメイクで遊べて幸せなんだなと思った上で、「ならナチュラルメイクからゴテゴテまで、思い切り遊ぼう!」と踏み切れたのはこの漫画の一巻に出会えたのは大きかったです。

欲しいコスメも、服も、お店が閉まっていたり気持ちが塞ぐこともある昨今ですが、この漫画の逞しくも凛々しいヒロイン達をいいな、と思ったら、それはなにかのサインかもしれません。
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