永遠の愛を、我が花嫁に
」のレビュー

永遠の愛を、我が花嫁に

高岡ミズミ/実相寺紫子

悪くないけど読み返さない

ネタバレ
2021年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先が見えたストーリーなのにダラダラ蛇足が多い。
先が見えていてももっと切ない心情を描くとかあればいいのに。
ダラダラ同じようなシーンを繰り返すなら、受・攻視点切り替えながら進行した方がより面白かったと思う。
攻だっていろいろ切ない想いや言い分があっただろうに、その表現が少なく残念でした。
なんか馬鹿なのかな?と思ってしまった。さ
かなり前の作品なのである程度は仕方ないですかね。
絡みシーンは少なく、アラブといえば濃い表現を期待する人も多いでしょうがあんまりでした。
あと、6年間恋人がいなかったことはリサーチ済みなのに、「あの男とどっちがいい?」とか聞いてくるあたり、矛盾したような表現がちょっとひっかかりました。
他にもそういった箇所あり。
細かいところは気にせず読み飛ばすが正解ですね。

なんとなーくザファルに王位譲りそうと思ってたらそうなったけど、花嫁の替え玉しかりそんな簡単なものなの?と謎。

事前にしっかり根回ししてないと無理案件なのに土壇場でこの展開。
まあギリギリに迫られるまで決断できなかったんでしょうが、なんか、もうちょっとフォロー欲しかったなぁ。。

あと、価値観違うから仕方ないんでしょうが、朋彦は拉致被害者であるのに各方面から厄介者扱いしてお気の毒でしたw
アイシャとか苛つくわw
朋彦に当たらないでアスィールに物申せよ~ 言えないから朋彦イビるのか。
朋彦、そんな状況で申し訳なく思っているなんて、やっぱり日本人なんだな~と思いつつ。

思ったより切なさがなくて残念でした。やや期待外れです。
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