このレビューはネタバレを含みます▼
あなたにオススメと何度もでて来るので試しに読んだら、見事にはまりました。友也が謎の男、真人に体育倉庫を模した密室に監〇禁され、レ〇プされたうえに「思いだしたか」と何度も聞かれ、２人の関係が明らかになった後も「何か思い出したら言え」と攻め続けられます。絵はモノトーンに、所々赤や青など色が入っているので、フルカラーより見やすいです。修正は白抜きですが、人物の輪郭線が太く描いてある上に、場合によっては陰影が入っているので違和感なく楽しめます。効果音が少しおかしいですが、脳内変換すれば問題ない程度です。
自分から離れて行くのを恐れるあまり、刹那的な付き合いしかできない友也と、愛する相手に尽くし、自分もまた相手に大切にされたいと望む真人。「どうして俺ばっかり頭が狂いそうになるんだ」と言う真人に「終わったからだ」と冷たく言い放つ友也。どちらの言い分も理解できるぶん、読んでいて切ないです。後半では２人の精神は崩壊状態ですが、どうにかして立ち直って、お互い支えあえる関係になってほしいと切に願います。そして、願わくばハピエンを迎えてほしいです。私は、最後に真人の笑顔が見たいです。
あなたにオススメと紹介が出てる方で、シリアスが好きな方は是非読んで下さい！損はしません！
●完結しました！番外編も読みました！
完結したし番外編だしと思って油断してたら、とんでもなかったです。作者さんは、どんだけ読者を泣かせたら気が済むんでしょうか？友也は、自分の気持ちに気づくのに10年もかかったのね？10年前にそのセリフを言っていれば、友也が想像した幸せな過去も、きっと現実になっていただろうにと思うと、やりきれないです。友也と真人、傭介とヨセフも辛い過去から他人を信じられなくなってたんですね。そんな中で出会った相手だから、みんな幸せになって欲しいです。続編出してくれないかな？もっと読みたいです！！
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