空のノートに愛 【単行本版】
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空のノートに愛 【単行本版】

サンバ前川

重いテーマもほのぼの癒しに変える

ネタバレ
2021年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さん買いです。ハチリツでハマりました。母を災害で亡くし、今度は漁師の父まで海難事故で亡くし天涯孤独となった最上天。幼い頃から天に片想いの愛下生央は家族ぐるみで天を支える。そこに財産管理人の佐渡島京が現れ、死んだ父は著名な推理作家で天は相続人の一人だと告げる。父は妻と幼い息子を捨て天の母親と一緒になった。いつも険しい顔の不機嫌な推理作家は、天の母親と一緒になって笑いと愛溢れる家族を作り、何気ない日常の幸せを綴る随筆家になっていた。重いテーマも先生のカラーに染められ、涙あり笑いありのほのぼの癒し系の物語に。強いて言えば、無理にBLにした感があるかな。高校生が初めてなのに夜通し抱き合うってwキス止まりでよかったような…大学生のハチリツはそこら辺丁寧に描かれてます。ハチリツお勧めです!
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