異世界で聖騎士の箱推ししてたら尊みが過ぎて聖女になってた
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異世界で聖騎士の箱推ししてたら尊みが過ぎて聖女になってた

のんべんだらり/山悠希

印象が薄い。中身空っぽな印象のギャグ漫画

2021年5月20日
ギャグ漫画すぎて、1巻を読んだ段階では正直買ったのを後悔しました。
私は乙女ゲーとか好きな人なので、もっと普通にキュンとするような話を求めてしまっていた…。
逆にそういうのが苦手で、ギャグ漫画が読みたいんだ!って人が読むと良いかもしれません。

ストーリーの内容はタイトル通りです。出オチと言ってもいい。
世界観がそもそも分かりづらいんですが…
信仰心が強い人ほど神力が得られる、みたいな世界観のようで
「推しが尊い!!!」っていう主人公の思いが、この世界の誰よりも強い信仰心になっているらしく
そのオタク心で得た神力で聖女になったっていう…(笑)

聖女になったことで箱推ししてる彼らと大接近する毎日に、推しとこんなに近くてどう接すれば良いの?!という嬉しい悩みに翻弄される主人公の日々を描いたほのぼのギャグな雰囲気のラブコメですね。

主要な男性キャラが3名もいるので、1巻は彼らの紹介をして終わり…みたいな内容でした。
タイプの違う彼らにそれぞれキュンとさせられるのかと思いきや、主人公が勝手に「尊い…!!」って心の中で騒いで信仰心がランクアップしてるだけな印象でした。
主人公の心の声がうるさすぎて、男性にキュンとする暇もないです(笑)

男性陣も今のところそれぞれ印象が薄いです。
今日読んだばかりですが、特に魅力を感じなかったためにもう忘れました…
キャラがっていうより、ストーリーそのものが印象薄い…。
この作品のここが面白かった、みたいな部分がなかったので、どのシーンも記憶に残っておらず今レビュー書くのに記憶を呼び起こすのが難しいです。

頑張って思い出してみても、男性が聖女(主人公)に共感してもらえて嬉しかった事が「会議って眠くなる」とかだったような…。
こんなどうでもいい会話に魅力感じない…。

この作家だからこそ描けるモノって感じもしないですね。なんか、誰でも描けそうな漫画っていう印象。
そして絵も全然魅力ないのがまたつらいですね。
絵だけでもめちゃくちゃ綺麗で、イケメンの顔面見てるだけでときめけるような感じだったら
主人公の言う「尊い」に同調して楽しく読めたかもしれないのに。
色々残念な作品ですね…。
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