このレビューはネタバレを含みます▼
あらすじと冒頭の流れから、一章では二人が成就しないのが明らかなので読むのが辛くて、なかなか先に進めませんでした。
二章に入り、根本的にどうして紅が罰を受けなかったのかとかちょいちょい違和感が気になっていましたが、ようやく最後に明かされ、ストーリーがつながった時は何ともいえない高揚感が!
民俗学系のミステリーっぽい雰囲気もあり、かといえば可愛い小鬼の双子ちゃんの癒しありと、読後しばらくこのお話の世界に浸っちゃいました。
エロも少なめだし、ストーリーもしっかりしてるので普段BLを読まない方にもオススメだと思います。
現在活動休止中の作家さんのようで、折角良い作品を書かれる方を見つけたのに残念です。復帰されるのを楽しみに待ってます。全327ページ