レッツ・サバイヴ





2021年5月23日
失踪・ホームレス・アル中。ハードパンチな半生を綴るルポ漫画(自業自得ではあるんだけど)。
自分の生い立ちを漫画にすることは、今でこそ様々にありふれている。最近のそうした漫画と比較すると、ネタに走ってない(騒がしいフリとオチが無い)、個人の感想や教訓にページを割かずに起こったことのみを書く(説教くさく無い)、と言った点で違いがある。
そしてそれが読みやすくて、ルポ漫画はこうであってほしいとさえ思う。
どの出来事も結構に深刻な事態ではあるが、作者の図太い根性が、それを薄めており、漫画の範疇で楽しめて読める。
ルポ漫画は、大抵見識を広げようというか、啓蒙主義的な狙いが見え隠れするが、この本はギャグ漫画の延長として読める気がした。この人がその畑の漫画家だったから?
楽しかった。
自分の生い立ちを漫画にすることは、今でこそ様々にありふれている。最近のそうした漫画と比較すると、ネタに走ってない(騒がしいフリとオチが無い)、個人の感想や教訓にページを割かずに起こったことのみを書く(説教くさく無い)、と言った点で違いがある。
そしてそれが読みやすくて、ルポ漫画はこうであってほしいとさえ思う。
どの出来事も結構に深刻な事態ではあるが、作者の図太い根性が、それを薄めており、漫画の範疇で楽しめて読める。
ルポ漫画は、大抵見識を広げようというか、啓蒙主義的な狙いが見え隠れするが、この本はギャグ漫画の延長として読める気がした。この人がその畑の漫画家だったから?
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