このレビューはネタバレを含みます▼
可愛いだけが取り柄の妹に何もかも奪われた聖女の主人公が、とうとう聖女の称号まで奪われて、妹にも国にも愛想尽かして精霊の国へ行ってスローライフする話しです。
妹も早々にザマァされるし、主人公が精霊の国で幸せに暮らす様子もいいのですが、醜い・ブスと評される主人公と可愛いと評される妹が双子という意味不明な設定や料理初挑戦の主人公の菓子が世界一美味しいと絶賛されたり、精霊王が主人公に惚れてる経緯が不明のままだったりと、よく分からない部分が結構あって、その辺りの中途半端さが気になったのと、主人公1人抜けただけで崩壊まっしぐらな国とか、そんな国にとって超重要ポストの主人公を虐げるとか、虐げられているのを知りながら何も対策をせず、愛想尽かされて出て行かれてから後悔している国王とか、流石にあり得なくないか?と疑問に思いました。
まあ、最後は落ち着くところへ落ち着いたって感じなのでいいのですが。