実録レイプ裁判
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実録レイプ裁判

熊谷くにを/宇野津光緒

「性欲」の意味をしっかり勉強して欲しい

ネタバレ
2021年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「読み放題さサービス」を利用して最初の3巻を読みましたが、「実際に怒った事件」ばかりなので、僕たち日本人の「性教育不足」を実感しました。「性欲」と言う言葉にしましても「肉体的なもの」と「精神的なもの」とがありまして、「(特に僕たち男の)性行為をしたい」と言う気持ちはあくまでも「性欲の一種」にしか過ぎない上に所詮は「肉体的な性欲」にしか過ぎません。この作品は、犯人たちの「女の人には迷惑をかけたくない」とか「女の人には自由に男を選んで欲しい」とか言った「精神的な性欲」の脆弱さを生々しく物語っていますね。僕は日ごろから「『女の人への思いやり』にまさる『性欲』はどこにも存在しない」と考えていますが、読者の皆様はどのようにお考えでしょうか?
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